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Channel: スペイン監督日記
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ジダンの右腕は用具係の肩書で登録を余儀なくされる

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先週の話題の1つが、レアル・マドリードの監督に就任したジダンをサポートする副監督が必要なライセンスを所持していないというニュースでした。マドリードの2軍カスティージャ(スペイン3部)の監督から昇格したジダンですが、ダビド・ベットーニ副監督もお供する形でトップチームに昇格しています。しかしメディアが調べてみるとベットーニ副監督はスペインのレベル2相当のUEFA Aライセンスしか所持していないことが判明。これでは監督が退場処分になった際に代わりに采配を振るえないので副監督として登録できません。■スペインのライセンスレベル1=育成年代レベル2=アマチュアレベル3=プロジダンが副監督に据えるくらいですからベットーニ副監督の実力に問題はないはずで、おそらく時間がなくてライセンスの取得よりもプロクラブでの勤務を優先していたのでしょう。ただ、遡るとジダンもライセンス不所持だった時期があり、12月にはレアル・マドリードが書類の把握ミスで国王杯から規約違反による敗退を喫したばかり。レベル3が必要な副監督がライセンスを持っていないというのは、メディアの格好のネタとなってしまいました。 17日にレアル・マドリードは、「ベットーニ氏はテクニカルスタッフの1人」と釈明していますが、ベンチに座るための登録は「用具係」という肩書で、ジダンは「副監督はいない。起きないことを願うが私が退場になった場合は、監督ライセンスを持っているうちのデレガード(審判に書類を提出する世話役)が代役を務める」と語っています。公には副監督として認知されているベットーニ氏の肩書が「用具係」ということでこれも大きなニュースとなったのですが、では先日まで担当していた2軍(スペイン3部)でも「用具係」として登録されていたのでしょうか?

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